雪泡の宝
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私は今、その鬼何チャラのお偉いさんが会合を開くという部屋に向かっている
取りあえず適当にお酌すればいいんだよね
「失礼します」
………あ、〜どす抜けた
「早く入れ」
そう言ったのは何か派手な着流しを着ていて眼帯つけている人だった
この顔どっかで見た事あるよ
ほら、お尋ね者とかの看板で似た様な人見たよ
………その時隊長と見回りだったからあんまり覚えてないけど
つまりコイツが高杉…?
色々考えてる目の前に男が居た
「俺の顔に何かついてんのか?」
「いえ、」
「そうか……
真選組の一番隊士さんよォ」
その瞬間私に高杉?が斬りかかって来た
間一髪でそれを避けて懐に隠した小刀で高杉?に斬りかかった
けど、ぎりぎりで避けられた
「知ってたの…」
「あぁ、そう易々と敵に情報なんて知られてたら今頃捕まってるだろうよ」
「それもそっか」
だって真選組も攘夷浪士とかに情報とか知られたくないもんね
感心していると高杉は行き成り笑い出した
「面白れェな」
「そうですか」
よく頭がおかしいとかは良く言われるけど面白いなんて言われた事無かった……
あれ?私って結構かわいそうな子?
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