出会いはいつも衝撃的
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こんにちは、我が家のアイドル神南だよ
今日は私視点で話を勧めたいと思います!!
「神南」
「ん……」
私の朝は双子の弟の神良に起こされることから始まるの
神良はお母さん似の顔立ちで小さい頃からお母さんに『女には優しく!!』を叩きこまれた所為かフェミニストなところがある
本人は無自覚だけど
「ふぁ〜」
「おはよ」
「ん、はよ」
欠伸をしながらそう言えばちゃんとしっかり言いなさいと言って来る
アンタはオカンか……
ハイハイと適当に言いながら着替える
因みに神良は私が着替える前に出て行った
髪を括って鏡で全身チェックをする
女子の身だしなみはきちんとしないとね
一通り終わらせて食卓に行くと朝食のいい匂いがした
「おはよ、花奈」
「おはよう お母さん!!」
この笑顔で朝から食欲旺盛な家族の為に大量の料理を作ってるのは
私達のお母さん
私達のお母さんは強くて何よりもその辺の女の人よりも美人だ
同級生のお母さんとは比べ物にならないね!!
私も将来お母さんみたいになりたいと常に思う
だから、お母さん似の神良が羨ましいなと思う
「じゃあ、神威起してくるから先に食べてて」
「は〜い」
私が返事をするとお母さんはニッコリと微笑んでお父さんを起しに行った
私は朝ごはんを食べるために食卓の神良の横に座って一緒に手を合わせる
「「いただきます」」
同時に言って私達は朝食を食べ始めた
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