出会いはいつも衝撃的

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「だからここの式は……」


何時もの様にノートに式を書いて問題を解く
授業が始まって15分が立った

まさか、二人共僕らの参観日忘れてる?





………いやいや、お父さんはともかくお母さんは忘れないだろう




「二人のクラスって何所だっけ?」
「自分の子供のクラスも分かんないの?」
「神威だって知らないじゃん…!!」
「じゃあ、端からドア壊していこうか?」
「壊すのくだり要らないから」
「えー折角暴れられると思「暴れさせねぇよ!!」



そんな会話が聞こえてきたような気がした













「じゃあ、この答えを遠藤君」
「ハイ、正解は5です」
「正解です」



先生がそう言うと遠藤は誇らしげな顔をして神南を見る


だが、神南は自分の問題を解いてる所為か遠藤に目もくれない




……ちょっとだけ遠藤に同情した


そうして授業を受けていると


前のドアが開いた

…………否、あまりの力に耐えきれずドアが外れた


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