出会いはいつも衝撃的

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「このまま子供だったら困るな………」
「そうだね…」
「だってあんな事やこんな事出来なくなっちゃうじゃない」


笑顔でそう答えた神威の鳩尾に拳を叩きつける



「この頃から力強かったんだね」
「ふん、女の子だからってなめられるのは嫌だったからね」


でも神威は痛がってるように見えない
それが無性に悔しい

このまま小さかったらどうなるのだろうか





「神威…もしもさ、このまま小さいまんまだったら神威…私と離婚して」



ニコニコと笑っていた神威の表情が固まったのが空気で分かった





「小さいまんまだったら色々と大変じゃん?神威に似合ういい人見つけて…」

ちらりと神威の方を見ると私が瞳に映る


だけどそこに映ってるのは小さくって神威や子供達を守っていけない頼りない私でその姿が無性に虚しかった




「花奈……ふざけてるの?」


そう言ったのと同時に神威に抱きしめられる


「俺は花奈だから一緒に住んだよ?花奈だから結婚までして子供まで作ったんだよ?だから…」

それと同時に力がこもる


「そんなこと言わないでよ」
「神威……」


神威と目が合うそのまま神威の顔が近づいてくる



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