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□その漆黒の闇に映るのは
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私、葉月は

館長以外で丑三つ時水族館にいる

唯一の人間の従業員だ。


始まりは私の生まれついての方向音痴から。

ある日水族館に来ていた私は

パンフレットも見ずに

フラフラしていた。そのうちに

関係者以外は来てはいけないところに

いたらしく


途方に暮れていた時出会ったのが館長。


ただ遭遇するだけなら良かった。


ちょうどその時私は見てしまったのだ。




館長が魚を喰っているところを。



そこから私の水族館生活は始まった。

軽く監禁ではあったけど…
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