♪clap story ♪

□【開けてはいけない本】
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もしも「開けてはいけない本」
と聞かされた本が目の前にあったら・・・
部屋で1人のあなた。


その本を


あなたは開けますか?
それとも開けませんか?



グリム童話【青髭】のお話からインスピを受けた作品

「開けてはいけない本」シリーズです
(原本は怖すぎるのでソフトに・・・)






「ふう」

私は船長室の掃除を終え部屋を後にしようとする

ふとテーブルの上に置かれた本が目に映る
(こんな本・・掃除してる時あったかな?)



不思議に思いながらその本を手に取り
開けようとすると表紙に書かれた文字が目に飛び込んできた




「この本を開けてはいけません」

(船長の字・・・じゃないよね?)





内容が気になる
悩みながらその本を机に置こうとした




その時だった
突然船長室の扉が開く





ギイイイ・・・




扉を見るが誰もいない
(風かな?)



空は曇り
湿った風が船を通り過ぎた





遠くで雷の音が聞こえる
(雨・・・降りそうだな・・・)





そう思いながら扉を閉めようとすると
死角から伸ばした腕を掴まれる


「キャアアア!!!」




思わず叫ぶ

掴まれた腕を引き寄せられ
本を抱えたまま船長室から引きづり出された


???
「おい?どうしたんだ?」

顔を上げるとそこには・・・・
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