★ひな祭りevent★

□a duo
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「そんなに俺が欲しいのか?」

まっすぐに見つめられて動けなくなる


きっと、困った顔をするのを見るのが楽しみなんだろう。そう思うと無性に悔しくなって
わざと答えた


「欲しいです」


シンさんは一瞬、驚いた顔をしたけれど・・・
それはすぐにいつもの勝ち誇った表情に戻った



(シンさんには勝てないや・・・)



惚れた弱みなのか、それとも自分がうまく転がされているのか・・・



わからない。




解らないけど一つだけ確かなのは・・・




「シンさんが大好き」




首にキスを落とされながら、シンの耳元で呟くように囁いた



「○○○」




突然名前を呼ばれ、不思議に思いシンの顔を見る




少しの沈黙の後、それははっきりと○○○の耳に届いた





「愛してる」

「!!!」




思わぬ告白に頬を染める
心臓が忙しく鼓動を速めた




ベッドに倒れこむように押し倒されると、貪る様なキスを繰り返す



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