★ひな祭りevent★
□a duo
1ページ/4ページ
「そんなに俺が欲しいのか?」
まっすぐに見つめられて動けなくなる
きっと、困った顔をするのを見るのが楽しみなんだろう。そう思うと無性に悔しくなって
わざと答えた
「欲しいです」
シンさんは一瞬、驚いた顔をしたけれど・・・
それはすぐにいつもの勝ち誇った表情に戻った
(シンさんには勝てないや・・・)
惚れた弱みなのか、それとも自分がうまく転がされているのか・・・
わからない。
解らないけど一つだけ確かなのは・・・
「シンさんが大好き」
首にキスを落とされながら、シンの耳元で呟くように囁いた
「○○○」
突然名前を呼ばれ、不思議に思いシンの顔を見る
少しの沈黙の後、それははっきりと○○○の耳に届いた
「愛してる」
「!!!」
思わぬ告白に頬を染める
心臓が忙しく鼓動を速めた
ベッドに倒れこむように押し倒されると、貪る様なキスを繰り返す