花の姫
□29枚の花びら
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ー次の日ー
ギルドにて
「星霊だぁ!!!?」
「んー…まぁそーゆー事」
ロキはギルドのみんなに自分が星霊だと言う事を話ていた(ちなみに、ルーシィ、ソフィー除く)
「しっかし気がつかんかったなぁ…
ソフィーは気が付いてたのか?」
『うん、ちょっと手合わせした時に魔力の感じが違ったから』
ナツは何やらロキをじろじろ見ている
「ちょっと待て!!!お前牛でも馬でもねーじゃねーか」
「ナツの知ってるバルゴだって人の形をしてるだろ?」
「いや……あいつはゴリラにもなれるんだぞ」
「そういえばそうだったね」
ナツがロキに色々質問していると、ルーシィが説明し始めた
「ロキは獅子宮の星霊よ」
「獅子ーーー!!!!!」
「獅子ってあれ!?
大人になった猫!!!!」
「そうだね」
「違ーーーう!!!」
『違うよ、ハッピー
ライオンだよ、ライオン』
まぁ…ライオンも猫科だから間違ってはいないのだが……
ハッピーは「かっこいい」などと言っていると、グレイが「今までどおりで大丈夫なのか?」と聞いてきた
確かに、今までロキは自分の魔力でこの人間界に留まっていたので、体調を崩していたりした(因みに、そのたびに治療していたのはソフィーである)
「これからはそうはいかないね
ルーシィが所有者になってくれたかなね
ルーシィのピンチに颯爽と現れるさしずめ、白馬の王子様役ってとこかな
そういうわけで二人の今後について話し合おうか」
ロキはそういい、ルーシィを横抱き(つまりお姫様抱っこ)にして歩いていった
「こらこら!!下ろしなさい;;」
すると、ロキは何を思ったのか止まってソフィーの方を見た
「あぁ、そうだ
ソフィーには色々お世話になったからね。ソフィーの王子様になってもいいよ」
『え?』
「おい、ロキ!!!」
そう言ったロキをグレイは睨みつけた
「…と言ってもまぁ
僕は必要ないみたいだね
すでにソフィーにはいるしね
ね?グレイ」
「『は…/へ?』」
「だって二人とも付き合ってるんでしょ?
ちょうど幽鬼の支配者との戦いが終わったあたりから」
「『なっ!!///』」
ロキに指摘された二人は一斉に顔を真っ赤にした
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