花の姫

□18枚の花びら
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ファントムのギルドが歩いて来て、門の所から大砲のようなものが出てきた…

「ギルドが歩いてきた!!!」

「てか…アレ!!!」
「魔導集束砲だ!!!」

「ギルドをぶっ飛ばすつもりか――!!!」


すると、エルザが血相を変えて

「全員伏せろォオォ!!!!」
と皆に伏せるよう指示した…


大砲には魔力が溜り今にも撃ちそうな勢いだ

そして、エルザは1人でファントムのギルドに向かっていった

「エルザ――!!!」
「どうする気だ!!!!」


「ギルドはやらせん!!!!」

エルザは金剛の鎧に換装した
超防御力を持つ鎧だ

「金剛の鎧!!!」

「まさか受け止めるつもりじゃ…」

「いくら超防御力を誇るその鎧でも…」

「よせ!!!エルザ!!!!死んじまうぞ!!!!」



皆、エルザがやろうとしている事に感付いたのか必死に止める
もちろんソフィーも…………

「エルザ!!!!」
『エルザ!!!!!お願い、止めて!!!!!』

「待って、ソフィー!!
今はエルザを信じるしかないよ!!!!」



エルザの元に行こうとするソフィーとナツをカナがソフィーを、グレイがナツをそれぞれ止めている

そして………




ドゴオォオォォォ!!!!!!



ついに、魔導集束砲が放たれた

そして、エルザは1人でそれを受け止める



ゴォォォ!!!!!


『エルザ――――!!!!!』

「ぐあああぁっ!!!!!!!」




ズガガガガガ

エルザはなんとか、魔導集束砲を止めたものの、ダメージが大きく鎧が砕けてしまい、エルザが吹っ飛ばされた……



ギルドはなんとか無事ではあった


「すげえ…アレを止めちまった……」

「た…助かった……」

「け…けどよォ……」




ソフィーは急いで傷ついたエルザに駆け寄る

『エルザ――――!!!!!』

そして、ナツもグレイも駆け寄る

スピーカーからジョゼの声が響く


<「マカロフ…そしてエルザも戦闘不能

残るS級魔導士はソフィーのみ…S級魔導士1人では何もできまい……


もう貴様等に凱歌はあがらねえ



ルーシィ・ハートフィリアを渡せ、今すぐだ」>


ジョゼの言葉にギルドの皆が怒る

「ふざけんな!!!!」

「仲間を敵に差し出すギルドがどこにある!!!」

「ルーシィは仲間なんだ!!!」

「そーだそーだ」

「帰れ!!!!」

「ルーシィは渡さねえ!!!」



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