花の姫
□13枚の花びら
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「ナツ―、グレイ―、ソフィー!!」
その後、ハッピーとルーシィも洞窟で合流した
………後ろにエルザを連れて
「ソフィー!!無事だったのね―!!!
もう、本当に心配したのよ!!」
『うわっ、うん…ごめんルーシィι』
ルーシィはガバァッという程勢いよくソフィーに抱きついた
「ソフィー!!!!」
ルーシィに抱きつかれていると、エルザがすごい形相でソフィーの所にきた
『あ、エルザ!!ガルナ島に来てるって本当d「ソフィー怪我はしていないか?
いや、何もされなかったか!??」だ、大丈夫だよエルザι』
ソフィーがそう答えるとエルザは安心したようにソフィーを抱き締めた
「そうか…無事で何よりだ…」
『エルザ…鎧が痛いι』
「えっエルザ!!?」
ナツは今ごろエルザが来た事に気が付いたようで、エルザから逃げようとするが、首根っこを掴まれそれはかなわなかったι
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いあ――――!!!終わった、終わった――――――っ!!!!!」
「あいさ――!!!!」
ルーシィ達に事の顛末を伝え、皆少し休んでいた
ナツに限っては未だに動き回っているが……
「本当…一時はどうなるかと思ったよ
すごいよね、ウルさんって」
『本当…尊敬するよ』
「これでオレ達もS級クエスト達成だ――っ!!!」
「やった―!!!」
「もしかして、あたし達“2階”へ行けるのかなっ!!!」
「はは……」
それぞれが、S級クエストの達成に喜んだり、2階に上がれるかもしれないという期待をしていたりしたが……………
それは、エルザが睨んでいる事で止まる
お仕置きが待っている事を思い出したソフィーを除く、3人と一匹は冷や汗をかく
「そうだ!!!お仕置きが待ってたんだ!!!!」
『え゙、それあたしも対象に入ってる!!!?』
「そうなるな…だが、その前にやる事があるだろう?
悪魔にされた村人を救う事が今回の仕事の本当の目的ではないのか?」
「え!!?ι」
みんなはデリオラに気を取られていたが、クエストはまだ達成されていない
『確かにそうだね』
「S級クエストはまだ終わっていない」
「だ…だってデリオラは死んじゃったし……村の呪いだってこれで……」
「いや…あの呪いとかいう現象はデリオラの影響ではない…
月の雫の膨大な魔力が人々に害を及ぼしたのだ」
.....
『デリオラが崩壊したからといって事態が改善する訳じゃない…って事か』
「そんなぁ〜」
ルーシィは残念そうにいう
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