三宝の翡翠

□捌ノ風
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伊作達と昼飯を食べた後、私は一年は組の教室に向かっていた。
と、言うのも今朝遊びに行くと約束したからだ。



『……っと、此所か』



一年は組と板の掛かった教室に着いた。


ーガララ



『こんに…』



ーダダダダッ

ーガシィ!!!!!



『ぐっ!?』



ドアを開けた途端タックル(基、抱きつかれた)された。




「「「翠さん、こんにちは!!」」」

『あ、あぁ…;;こんにちは』



何とか、三人を受け止めた;;



「あー!!乱太郎達ずるーい!!」



喜三太や他のメンバーまでもがこっちまで走ってきた。

狽チて!!;;さすがにそんな勢いで大人数で来られたら倒れる!!



「ちょっと、翠さんが大変だから止めなよ;;」



ありがとう、庄左ヱ門!!

だが、皆は少々不満そうな顔をした。



「「「えぇー」」」

『あー、あのな別に抱きついてもいいんだが…』

「え!!本当ですか!!」



私がそう言うと、また皆が一斉に走ってきた



『いいけど、そんなに勢いよくくるのは止めてくれ、流石にその人数でのタックルはキツい;;』

「「「はーい!!」」」

「タックルなんてしてませんよー」

「そうですよ!!
翠さんに思いっきり抱きついてるだけです!!!」

『それを世間ではタックルって言うんだよ。』



ーぎゅっ



『お?』



乱太郎達と話していたら誰かに抱きつかれた



「はにゃ〜翠さん、暖かい…」

「あ、僕も!!」

「僕も!!」



喜三太が私に抱きついたら他のメンバーまでもが私に抱きついた。



『ん、お前はいいのか?
庄左ヱ門』

「あ…いや、学級委員長なので…ちょっと、抵抗が…///」

「ならば私が代わりにvV」

『とりあえず、お前は失せろ変態!!!!』

「誉め言葉です!!」

『誉めてねぇよ!!!!(怒)』



いつの間にか、三郎基変態がいた。



『って言うか、お前いつ来た。
それと後輩の前でそう言う発言止めろ。

皆ドン引きしてるだろ!!!
特に庄左ヱ門!!





三郎の変態発言に皆ドン引きしていた。
そりゃそうだろ。



「ふ…、翠さん有るところ鉢屋三郎ありですよ!!」

『滅茶苦茶ドヤ顔してるけど、上手くねぇから!!!』




マジで気色悪ぃから止めろ!!

ーゾクッ!!


……今、何かちょっと寒気が…





「なーにやってんのかな?三郎(黒笑)」



後ろを向くと、黒い笑顔を浮かべた雷蔵が立っていた。



『雷蔵…;;』

「あ、翠さん乱太郎達と教室に入ってて下さい。僕、ちょっっっと三郎と話があるんで」



雷蔵、お前そのほわっとした笑顔の裏に何考えてんだ。

とりあえず、このまま此処にいたら乱太郎の精神衛生上とんでもなく悪い予感がしたので、教室に入る事にした。



『……そうする』

「あ、不和。変態捕まえた?」



伊作、お前もいたのか。
って言うか、もはや名前が変態にされたんだな、三郎。
間違ってねぇけど







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