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□ソフィーの苦手な事
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〜ある日の妖精の尻尾〜
今日はミラとエルザがいない…エルザはともかく、ミラがいないのは珍しい…
『ねぇルーシィー
ミラとエルザがいないけど…どっか行ったのかな?』
「ああ、二人ならバーゲンだからって服買いに行ったけど?」
『ふ…服……!?』
「うん、あたしも行きたかったけど…お金ないし……って、どうしたのソフィー?
凄い冷や汗かいてるけど…」
服……バーゲン……まずい!!!
『る、ルーシィ!!!あの二人が買い物に行ってどれくらいたった!!!!?』
「え?確か……三時間くらい前だけど……」
『ま…まずい!!!どっか隠れ……いや、早く此処から逃げ……「「何処に行く/のソフィー?」」み…ミラ……エルザ』
振り返ると、いつの間にか帰って来ていたミラとエルザがいた。
とりあえず、お願いだから…………
その黒いオーラ閉まってぇぇぇ;;!!!!
「私達から逃げられると思ってるの?(黒笑)」
「さぁ、行こうか……ふふっ、楽しみだな……」
や……ヤバい!!!!!
『い…イヤだあぁぁぁ!!!!!!!』
そうして、あたしはミラとエルザに引きづられながら行った…
「ど…どうしちゃったの!?いつもはあんなに取り乱したりはしないのに…;」
「あ―あιまたか」
「また?どういうこと、グレイ」
「ああ、あの二人服屋でバーゲンとかあると一杯買い込んで、ソフィーを着せ替え人形にして遊ぶんだ…
ミニスカとかフリフリの服とか女の子らしい服……
ソフィーそういうの好きじゃないからな〜」
「っていうか、なんでそんなに女の子らしい服とか着たがらないの?似合いそうなのに…」
「本人が言うには、動きづらいかららしいが……
まぁ、他にも理由はあるな……」
「何?」
「ミラちゃん達に付き合わされるのが疲れるのと………
前にソフィーが女の子らしい服着て町に出た時に何人にも追いかけられたらしい…しかも撒いても撒いてもしつこく来たらしい……それがトラウマなんだと」
「何それ、嫌味!!!?それとも自慢!!?
まぁでも……面白そう!!
あたしも行こう♪
ミニスカとか着たとこ見てみたいし!!」
そう言って、ルーシィは行ってしまった……
「おい、今の話聞いて……って行っちまったι
被害が広がるなこりゃ……ι」
(次はこれよ!!)(その次はこれだな!!!)(やっぱり似合うわ〜)(ねぇ、こんなのもいいんじゃない?)((なんでルーシィまで――ι)もう…嫌だぁぁ!!!!!)