月と太陽
□八夜
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『ねぇ、ディーノ、スクアーロ…私ちょっと悩んでるんだけどさ』
「どうしたんだ、ルナ?(まさかいじめか!?)」
『うん…あのさ……
私女の子の友達がいないッ』
「「そんな事かよ/かぁあ!!!!」」
ディーノとスクアーロに相談しようとしたらそんな事扱いされた
『狽サんな事ってひどい!!
私真面目に悩んでんだよ!?』
「悪い、全然見えない」
「あぁ」
『本当に酷いッ!!!』
いやだって…私この学校に来てからディーノ達としか一緒に行動してないし(いや、滅茶苦茶たのしいんだけどね?)
だからって女の子の友達一人も出来ないのは結構キツイ
『女の子の友達居ないから体育の時とか結構キツイんだよぉお(泣)』
「いや、だったら話かければ…」
『私のイタリア語力で話せると思う?』
「「100%無理だな/だろうなぁ」」
『うん、自分でも分かってるけどさ…
そこまで否定されると辛い 』
え、ならディーノやスクアーロに紹介して貰ったらって?
無理だよ(キッパリ)
リボーンから聞いたんだけど…ディーノは
へなちょこだから女の子寄って来ないし
スクアーロは
ヘタレだから って言ってて…二人共女の子の友達が居ないらしい
私除き
「オレはヘタレじゃねぇぞォォォォォオ!!!!!!!」
あ、どうやら口に出してたみたい
『ねぇ、スクアーロってヘタレなのディーノ?』
「あぁ」
「テメェ等人の話聞きやがれェェェェエ!!!!!!
何勝手な事言ってんだ跳ね馬ァァア!!!!!
テメェにだけは言われたくねぇぞぉお!!!!」
「オレはヘタレじゃねぇ!!!」
そして、二人の喧嘩が始まった
やっぱり仲いいねー
喧嘩するほど仲がいいってこういう事言うんだろうな〜(←違う)
「ハッ、いつも好きな奴を目の前にするとアワアワしてるくせによぉ」
「スクアーロ、お前だって好きな奴に一人で話しかけられないくせに!!」
「オメー等どっちもどっちだぞ」
あ、リボーン。いつのまに
『ふーん、あの二人好きな子がいるんだ〜どんな子かな?』
「(お前なんだけどな)」
そんな風に二人の喧嘩を見ていると…
「離しなさいよッ!!!」
女の子の大声が聞こえてきた
『!!?
何だろう…、とにかく行かなきゃ!!』
「「って待てェェェェェ!!!!!」」
行こうと思ったらディーノとスクアーロに止められた
『何で止めるのさ!!』
「あのな、基本的にルナが首つっこむ事は面倒事なんだから首つっこむの止めろ」
『面倒事ある方が面白いじゃん!!』
「そう思うのはお前だけだぁぁ!!!!」
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