月と太陽

□一夜
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ここは、マフィアの子供達ばかりが集まる学校………そこに、一人の少女が現れた。

『此処が……私が通う学校か……私、イタリア語なんて少ししか話せないんだけどなι


………伯父さんはなんで、今頃になって…



………まぁ、いっかとりあえず教室行こう…』





〜数分後〜

教えて下さい……此処どこ――!!!?

『まずいなι迷った!?
方向音痴じゃないのに!!!』

ああ、やっぱり地図貰っとくんだった……まさかこんなに広いとは思わなかったι

『とりあえず、来た道もど…「最近調子にのりやがって!!!」……ん?』

校舎の裏から声がしたと思って見てみると、一人の男の子が袋叩きになってた!

なんて、卑怯な奴等!!!!助けなきゃ






〜ディーノSide〜

ドカッ

「いっつ〜」

「跳ね馬なんだか知らねえが、最近調子にのりやがって!!!」


痛っ〜…ズッコの奴、オレが跳ね馬って呼ばれ始めてから余計にイジメが酷くなった…

体がリボーンの修行の所為でボロボロだから余計に痛いってのに……ι

「死ねえ!!!」

やべっ、ズッコの奴鉄の棒を………当たる!!!!



俺が当たると思ったがその時声がした


『ちょっと、一人によってたかって恥ずかしいと思わないの!!!!』

声の正体は女の子だった…
誰だろ…聞かない声だし、逆光で顔見えないし

っていうか、今の日本語……



「なんだ、お前何て言った?」

『あ、しまった……つい日本語でιえっと、イタリア語だと…


Lo fermi!!Io non penso per avere tutti,insieme vergogna ad uno!!!(止めなさいよ!!1人によってたかって、恥ずかしいと思わないの!!?)』

す、スゲーあのズッコにあんな口たたいてるι

(以下、日本語でもイタリア語だと思って下さい)

「なんだと、この女!!
邪魔すんなら、女だろうと手加減しねえぞ!!!!」


ズッコの奴が女の子に殴りかかろうとした

しまった、オレの所為で!!


「!!!危ない!!」





『ふぅ…向かってくるなら……



容赦しないよ』

女の子が左手で右手首に触れると、いつの間にか右手に現れた



ー…月下銀光流 攻式壱ノ型 “三日月”

ズバァァ!!!

すると、女の子は出てきた刀でズッコを切りつけた



「え………」

ズッコの取り巻き達も驚いている

すると、女の子がズッコ達に言った

『とりあえず、峰打ちにしといてけど…
どうする、まだやる?





まだやるなら全力で叩きのめすけど?』

「や、やべぇぞこの女!!!」
「は…早く逃げるぞι」


ドタドタ




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