*図書館戦争@*

□投げ合いっこ。
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とある日の仕事終わり。

柴崎は堂上班の元に向かう。笠原やみんなと雑談するためだ。珍しいことではない。いつも通りドアを開ける。
「こんにちは〜」
言い慣れた挨拶をする。
「あ、柴崎」
「こんにちは、柴崎さん」
「おお、来たか」
…1人足りない。
「あれ…光は?」
「ちょうど今、書類届けに行ってる」
「そう」


「ところでさ、手塚って家ではどんな感じなの?」
小牧が聞く。
「それ気になる!」
郁が身をのりだし、顔を輝かせる。
「うーん…どんな感じって言われてもねぇ」

腕組みをして考えこむ。
「けっこうやさしいわね。んで、口数はみんなといるときとあんまり変わらない…かな」
「つまんない」
「知らないわよ…」
「投げ合ったりする?」
「…は?」
その質問に小牧が吹き出す。
「うちはするんだけど」
「郁!」




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