*図書館戦争@*

□嫉妬
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今日は堂上、郁、手塚、小牧、柴崎で飲み会をすることになった。歩きながら郁は小牧に尋ねる。


「小牧教官、毬江ちゃんはどうしたんですか?」
「ああ、今日は家族で旅行に行くみたいだよ。」
「そうなんですか」
郁は少し残念そうに肩をすくめた。
「え〜毬江ちゃん来ないんですかぁ〜」
柴崎が郁の横から顔を出す。
「まぁいっか。あたしには光がいるしね?」
いきなり話を振られ、しかも恥ずかしい内容と来た。
「なっ何言ってんだ」
「光はあたしがいて嬉しくないわけ?」
「…嬉しいに決まってる」
小さい声で呟く。
「はじめからそう言いなさーい」
そう言うと歩く足を早め、前へ行ってしまった。
その行動が赤くなった頬を隠すものとわかっている。やっぱり可愛いな、心の中でそっと呟いた。

「何気にイチャってますね…あの2人」
「…そうだな。」
後ろで郁と堂上が話す。そうしているうちに店についた。





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