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キーンコーンカーンコーン
嗚呼…ついに来てしまった。
銀魂高校。
中学三年生。
優等生として頑張って来た私。
勉強して勉強して勉強して、高校はいい所に行くはずだった。
なのに先生の鬘を間違えて取ってしまい、内心は0に近くなった。
私これ悪くないよね?
誰か教えてくんない?
…そして来てしまった銀魂高校。
クラスは問題児が集まっているらしいZ組らしい。
あんのハゲジジィいつか殺してやる。
入学式も回りに友達にいる訳がなく、一人で舞いちる桜を見る。
いつかあの先公の頭もこんな風に散らせてやる。
あれ、もうなってるか。
早く来すぎたためかまだ回りに人がチラホラいる位。
嗚呼、鬱だ…死のう。
駄目よ私、死んじゃ駄目!
まだクラスがどんなのとか、高校が悪いとか分からないじゃない!
見た目で決めちゃ駄目だよね!
私頑張れ!
桜を見ながらホロリと涙を流し、拳を握る。
やってやる…やってやるわ!
そう決意した今日この頃。