短編
□結局こうなるんですね
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*鎌が激しくキャラ崩れ(始めは妄想です)
そして伊邪那美が謎に極度の腐女子。管理人が乗り移ってます伊邪那美として見ない方がよろしいかと。
由羅←鎌
由羅「鎌アアアァァァァ!」
ある日、真田のとこへ、とある変態がやってきました。
その人物は少し前に出会い、そっから鎌之介の容姿にベタ惚れして暇さえあればくるようになりました。
真「これこれ、由羅。そんな大声を出さなくとも…」
いきなり表れた由羅に驚きもせず縁側で茶を飲む真田。
由羅「あ、真田の旦那!久しぶり!六郎も久しぶりだなー」
六郎は、わずかに微笑みを見せる。
由羅「鎌いるー?」
真「あぁ、一人で饅頭でも食ってるんじゃないか?」
由羅「まじで!?さがしてくる、ありがと!」
真「元気よのぉ…」
六「由羅の取り柄ですものね」
ーーー
一人で歩いてると、…鎌発見!
由羅「鎌アァー!饅頭食べてる鎌マジ天使!うあーん可愛いよぉー!!」
抱きつくと、鎌からはくぐもった声。
ごっくん、と生々しい音が聞こえた後に、「ビックリさせんなバカ由羅!」と。
由羅「今日は才蔵いないん?だから大人しいの?どんな鎌も可愛いけど」
鎌「可愛い言うな!」
あああああ可愛い!可愛いよ鎌!鎌の為なら俺どんな変態にもなりますよ!!
由羅「ふぐっ!」
口に饅頭一個を丸々詰め込まれる。
あぁ…!鎌からの「あーん」だとぉ!?萌える!萌えるぞぉ!
由羅「ひゃみゃ〜!」
鎌「うわっ、抱き着くな!」
とか言って抵抗しない!さりげにさすってくれる手!
感動…!
饅頭をもぐもぐしても口に入りきらない。
俺は…一言でも多く鎌に愛を伝えたいのに!
でも、
由羅「ひゃみゃー、ひょにょみゃんゆーひゅひゃぃ!(この饅頭うまい!)」
鎌「食ってから喋れっての…」
近づく顔。
由羅「…?」
ん、なんだ鎌!そんな見つめられるとテレるよ鎌ァ!
…と、口から半分以上出てる饅頭を鎌が食べた。
…食べたっ!?
由羅「〜っ!?//」
次は俺がビックリして思い切り飲み込んだ。
由羅「ふはっ、げほっ!か、鎌がっ…鎌がっ!」
テンパる俺を見て笑う鎌。
あぁ、笑ってる顔も可愛いよ鎌!
でも俺、今!
えっ!ぇえっ!
わたわたとし出す俺を見て優しく笑う。
それを見てフリーズしてしまった。
うぅ、ヤバイ。なんか恥ずかしくなってきた。
由羅「…ぅ、」
顔赤い!絶対赤い!
鎌「由羅って積極的なくせになんかするとすぐフリーズだよな」
由羅「か、鎌がかわいすぎるから悪い!」
そーか?と、必殺首かしげ!
由羅「うん!可愛い!」
鎌「…俺は由羅の方が可愛いと思うぜ?」
由羅「?、…?」
鎌「ははっ、なっさけねぇ顔!」
由羅「んうっ!?…か、鎌!?」
一瞬のキス。
鎌「…ヤらせろよ」
由羅「〜っ!」
伊「な〜んて!由羅、どうっ?」
由羅「はっはっは!………殺されてぇのかクソアマァッ!」
才「…ったく、由羅は俺んだっつの」
由羅「いや、お前もころされてぇのかよ」
佐「…破廉恥、由羅、鎌之介」
由羅「実際あったみたいに言わないでくれるかな佐助」
幸「由羅も大人になったのぉ」
由羅「違うって言ってんでしょうが!」
六「…はぁ……」
由羅「助けろよ六郎っ!」
鎌「由羅〜!」
由羅「…げっ、」
凍る背中。
由羅「に、逃げっ…離せアマ!」
伊「えー、私たちの前でイチャイチャしなさいよぉー」
由羅「お断りだ!」
幸「それは良い見ものよのぉ」
由羅「っざけんな!」
才「…」
由羅「あっ、どこ行くんだよ助けろよぉ!」
佐「…由羅」
哀れな目で見てんじゃねーよぉぉぉ!
ガバアッ!と背中にくる重み。
鎌「由羅!ヤろうぜ!」
由羅「テメーのせいでこのクソアマに変な考えさせてんの分かってんのか!」
鎌「あ?俺はただ純粋に由羅とヤりたいだけなのに何か悪いのか?」
由羅「ややこしい言い方せず!俺を!殺したいと言ってくれ…!」
すると、輝く女の顔。
伊「そ、それって…死んじゃう位に激しくしてくれって事!?きゃーっ!」
鎌「?…?ん?」
ハテナばかりとぶ鎌之助。
…う、
可愛い。
伊「い、今可愛いと思ったでしょ!でしょ!?」
由羅「うるせぇっ!い、いいい今のは反則だろうがよ!」
鎌「あー?もう訳わかんねぇよ。とりあえず由羅ヤろうぜー?」
由羅「…っ!」
な、なんだ今の…!
コイツのせいでなんか鎌が可愛く見えて…
ねーよ(´^ω^`)w
由羅「無駄な力浪費したかねーんだよ!才蔵に構って貰えよ」
鎌「才蔵もいいけど由羅も俺をたぎらせてくれんだよ!あぁ、あのときの快感…!忘れらんねーぜぇっ!」
伊「あの時の快感…ですってぇ!?」
由羅「ちげーよ!」
またハテナをとばす鎌。
う、その顔だけは可愛いなコラ。
鎌「さっきからなんなんだよー!てかお前!お前が一番訳わかんねぇ!殺すぞ!」
伊邪那美を指さし、そう怒鳴るが伊邪那美はただ嬉しそうな顔をするだけ。
伊「…なによー、ひっどーい!ねー?由羅ー?」
そう腕にひっつく伊邪那美。
由羅「あ?いきなりなんだよクソアマ。」
てか胸あたってるんですけど。
お前の乳興味ないんですけど!!
ムッとする鎌にはきずかない由羅。
鎌「由羅にくっついてんじゃねーよ…」
ボソッと、そしてシュンとなった鎌。
なんだよ。お前。
「あーら、妬いちゃったじゃない」
と、耳打ちする伊邪那美。
え?まじであれ妬いてんの?
由羅「は?え、本気?」
だとしても、俺にどうしろというんだよ。
男に興味ねーし、女にも興味ないんだが…。
伊「お願いっ、由羅!一回でいいからキスして!!」
鎌「ぁあ゛!?」
由羅「はあっ!?」
頭大丈夫か!?
そしてボソッと由羅にだけ聞こえるように、「鎌之介に」と言った。
伊邪那美の策略とは知らずに。