四天宝寺
□友達になろう
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なぁ、光。
一度だけでも、あの頃の俺らに戻れたらな、
無邪気な姿に会えたならな、
いっぱい言うんや、光に。
大好きって。
「謙也さん、明日から実家に帰りますんで。」
「おん…。」
「ホンマ、好きでした。」
「俺も・・・。」
「ありがとうございました。」
光の荷物を見て、思わざるを得なかった。
これで、おしまいだって。
そうや、光。
俺らは好きなんに別れた。
愛しているのに、離れがたいのに。
それでも、お互いを大事にせなアカンかった。
恋人でいるのがつらいから。
光、
友達になろう?
fin
力不足…。
もっと活気がある時に修正したいです。
このあと縁戻すと思いますけどね。え?
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