shrot

□片付けと囁き
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今朝、しょうはたけるの家をおとずれた


ピンポーン


「たけるー!」


ガチャ


「ふぁあ〜…しょう?おはよう…」

眠そうな声で言うたけるに元気なしょう

「たけるに会いたくて早く来たんだ!」

「しょ、しょう!勝手に入られたら…」

たけるの横を抜けてリビングに走っていくしょう。

リビングはすごい散らかりだった



「もー!また散らかしたまんま!」

しょうは呆れ顔で部屋を片付け始めた

「ごめんなしょう…。俺も一緒に片付けわ」
「いい!たけるが片付けるとよけい散らかる!」

"じっとしてて"とたけるの手を引いてソファーに座らせた


「ご、ごめんな。しょうがいるとホント助かるよ
いい加減俺と一緒に住もう」

片付ける姿を見ながら呟くたける
それを聞いたしょうは顔を真っ赤にさせて背を向けた

「な、な////何言ってんだよっ////」

「そんなに照れなくてもいいじゃん…」

たけるはしょうの後ろ姿を見ながら笑っていた


「ばーか。照れてねーよ///」

しょうは照れ隠しでたけるに抱き付いてきた

「かわいいねしょう。ずっと俺の傍にいてよ…」

抱きしめ返しながら願うように言うたけるにしょうはコクンと言葉に出さずに頷いた

頷いたしょうは涙を出していた

「何泣いてんだよ…しょうは泣き虫だなあ…」

「だっ…て、たけるがぁ いきなりゆうがらあ゛…」


たけるの優しい声を聞き号泣するしょう


たけるは優しく頭を撫でながら落ち着かせた

「泣きたい時は泣けばいいよ。でもその泣き顔を見ていいのは俺だけな?」

「当たり前だっ!」


目を潤ませたしょうがたけるの頬に軽くキスをする


たけるはお礼に甘い言葉を耳元で囁いた


「しょう、お前だけを愛している…」


チュッと音を立てながら甘いキスをしょうに贈った







END

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