御読ミ物

□君しか見えない
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雅「んん。なんもないよっ?」

雑誌の撮影の休憩中。
僕は考え込んでいた。

ニノとリーダーみたいになりたい。



翔ちゃんと僕は付き合って5ヶ月になる。
でも・・

翔ちゃんはなかなかみんなの前でイチャイチャさせてくれない。


僕がキスしようとすると
嫌がって顔をそむけたりする。


理想はニノとリーダー。
付き合ってもう2年。

僕らにとっては
先輩カップルの彼ら。
今じゃもう夫婦みたいになっている。



この前ニノに聞いたのろけ話によると


同棲の話がもう進んでいるというではないか。

和「何、もーう!くふふっ」
智「かず〜っこのこにょぉー!!」


無邪気にソファーでじゃれあっている。



時々キスしたりしているのを、
ガッツリ僕らに見られているのも
気にしない。

雅「はーぁ・・。」

翔「だからさっきからなんなんだよぉ!
ため息ばっかじゃん!何!何があったの!」



翔ちゃんはさすがにイライラしていた。

でもなぁ・・こんなこと言えないよね。

『もっとイチャイチャしたい!』
だなんて。




雅「なんでもないってぇ〜。」



適当にごまかした僕を見て、
翔ちゃんは明らかにムカついていた。
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