GANTZinCHIBA

□海の家
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皇は学校を終え、帰路についていた。


コンビニの裏に何人かの不良がたむろしているのがわかる。
何人かは皇を見たが、特に絡むなどはなかった。

皇はコンビニに入る。
今日はジャンプの発売日なのだ。
皇がジャンプのガンツというマンガが好きなことはどうでもいいので置いといて。。。

不良「あの、なんだっけか、高嶋なんちゃら」

不良「ああ、高嶋一樹だろ?」

食べていたカップラーメンを茂みに捨てて不良の一人が立ち上がる。

不良「またウチの誘い断ったってよwww」

笑いだす。

不良「んじゃここで待ち伏せしてぼこるか!」

おう、そうしよう という掛け声を合図に皆がゲラゲラと笑いだした。








まもなくして、
皇のクラスメイトにして皇とは犬猿の仲、高嶋一樹がやってきた。


皇「ん?
ありゃ高嶋じゃねーか」
皇が高嶋を睨む。
それに気付いた高嶋も睨みかえす。

そのときだ。

不良「よーう高嶋
ちょっとツラかせや」

4人の不良が高嶋の周りにフォーメーションを組んだ。

皇「不良仲間かよ。。。」

連れられ、立ち去っていく高嶋一樹の後を追う皇。






やがてたどり着いたのは
誰も使っていない古びた工場。


皇「なるほど、いつもこーやって不良とつるんでんのか」

山積みになったパイプの後ろに隠れて様子を伺う。


不良「おいコラ、高嶋、お前調子に乗ってんだろ
この前も勧誘断りやがってよ」

ぼこっ!

高嶋は左の頬を殴られる。
ぼこっ!

再び一撃。

後ろから羽交い締めにされ、打たれ続ける高嶋。

皇「なんだよアレ、高嶋の仲間じゃねーのかよ」

腹に蹴りを入れられ、
軽く失神する。

尚も暴行は続く。

皇「くそっ。。。」

見るに見兼ねた皇が、
不良たちに襲い掛かった。

不良「ん?
なんだこいつ!」
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