銀世界

□第8訓 自慢はホドホドに
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チュンチュン


銀時 「ん……んだ、もう朝か…」


と雀の声で目覚める銀時




ガラッ


神楽 「ただいまアルー!

鶯華〜!」


と家に帰るなり鶯華を探す神楽


新八 「おはよーございます」


と神楽に続いて、新八がいつものように出勤してくる



神楽 「アレ? 鶯華いないアル」

新八 「本当だ。 定春みんなは?」


と、どこかで聞いたような事を言うが、勿論返事は無い



新八 「どこ行っちゃったんだろ、鶯華さん

最近は僕が来る時には台所にいるのにな

まだ寝てるのかな?」


と朝ご飯を作っている鶯華の姿が見えない事に驚く

どうしたのかと不思議に思いながら、襖を開けた


ガララ


新八 「鶯華さん、銀さん、もう朝ですよ」


と言って中を見る



新八 「!!


と中の有様を見た新八は目を見開いた



スー

パタン


と静かに襖を閉める



神楽 「何やってるアルか、新八」

新八 「来るなァァァ!!

神楽 「どうしてヨ!

もしかして、ストパーか!

ストパーになってたアルか!?」


新八 「違っ…見ちゃダメだ神楽ちゃん!!


と必死に止める新八





ん? 新八と神楽もう来たのか!;

早く服着ねーと;



と起きようとするが、鶯華が絡みついてきていて起きれない



銀時 「鶯華、起きろ?

アイツら来たから!;」


と言って起こすも、鶯華は夢の中



鶯華 「んん……」


と唸って、さらに絡みついてきた




ちょ、待って、鶯華……む、胸が…胸がァァァ!!///



と、鶯華の胸がぐいぐい押し付けられて悶える銀時


その時、神楽が思い切り襖を開けた

中の有様を刮目し、新八同様にカッと目を見開く


銀時 「あ、あの、コレは…;」


と神楽の様子に危機感を覚えた銀時は、どうにか宥めようと言葉を探す

だが、無駄に終わった





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