最遊記

□dew drop 1
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もう…疲れた…。


一面白の世界に目が痛くなる。
気が付けばここに居た。

もうどれくらいになるだろう。

何かの病気にかかっているのだと、医者は言った。

それが嘘だと分からないほど自分は馬鹿ではない。

何故ここに連れて来られたのか、理由は明白だった。

この白い部屋に閉じ込められて、時折り検査と称して仰仰しい格好をした医者達がやってくる。

後は何もない。ここに独りきり。
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