短編
□腕枕
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「////なっ……なに、いいい言ってやがる//」
犬夜叉が赤面し始めた。
「だって優しくて顔立ち良くて、男っぽくて、守ってくれるし………。」
放たれる言葉は………
「たまにだけど忠実で、無駄吠え多いけど素直だし。」
褒め言葉ばかり(?)
「…お前、途中から褒めてんのか?それとも貶してるのか?」
「犬夜叉の格好いい所言っただけなんだけど……。」
かごめは別に貶している訳ではなさそうだ。
「お前はなー。俺をなんだと思ってやがる。」
「うーん……。夫だよぉ。」
「かっ//かごめ//」
犬夜叉が更に赤面する。
今度は、かごめは犬夜叉の腕を求める。
「な、なんでぃ///」
犬夜叉の腕を伸ばさせるとかごめは頭を乗っけた。
いわゆる腕枕状態。
「しばらく乗っけてていい?」
「おっ//おぅ……///」
――嫌な訳ねーだろ?
「腕枕はあたし専用だからね?」
「…当たり前だろ。そのかわり……」
犬夜叉はかごめに耳打ちする。
その瞬間、かごめも赤面した。
――お前は俺だけの女だ。
それに――――
--腕枕--end