なんかいろいろ

更新履歴から拍手レス、日記に小ネタ。なんかいろいろです。
お試し運営中。
◆うさや続き〜渡草ターン1〜 


うさや長かったので、区切り連載。
ドタチンの続きからです。







自分の危機的状況を理解した瞬間、サッと血の気が引いていくのがわかった。


――もしここでオタクコンビが暴走したら!?
こっそり周囲に目を走らせ、後悔する。
人、人、ヒト、ひと。


愛してやまない人間達に囲まれているのに、俺は恐ろしさの余り震えだした。
――田中さんがいない今、ドタチンだけが俺の最終防衛ラインだったのに!




「臨也さん大丈夫ですか?」




震えだした俺を気遣うように、未だに顔が赤いままの遊馬崎が声をかけてきた。
なんでか今日は存在感が薄いし、心配して水を渡してくれたりするあたり、今日の彼はまともに見える。
……が、オタクなんぞ信じられるものか。




「渡草ー」




そこで俺は比較的まともだろう渡草にすり寄った。
同じオタクでもこちらはアイドルオタク。
二次元に萌えるオタクよりかは、まだマシだ。
あわよくば盾として利用しよう、なんて思ったのだが。




「だーッ!らしくないぞ折原臨也!」

「と、渡草?」




ここまで公式に忠実に、名前は出せども特に存在感もなかった渡草がいきなり叫んだ。




「別にウサ耳のひとつや二つ、見られたって構いやしないだろうが。なんなら見せつけてやれよ」

「無茶言わないでくれよ」




どうやらびくびくする俺に苛立ったらしいが、随分な無茶ぶりだ。




――存在感ないんだから、ここは大人しく隠れ蓑になってくれればいいのに。


などと失礼なことを考えていると、準モブ男(現評価)はさらなる妄言を吐いた。



→2に続きます

2013/07/16(Tue) 00:10 

◆かなり途中ですが更新 


四月うさや、1ページ目だけ更新しました。
以降がまだ書き終わらず、だいぶ区切りの悪いところですが文字数で分けてみました。


今回は仕様で臨也さん独白からスタートさせてみたんですが、くどすするつもりで書いたら本気でくどくて……あれれ?と。

四月はキャラ数が多くて、セリフ分けでまだ苦戦してます。
また一週間お待ちくださいませ(>_<)


でも久々のうさやさん、書いてて実に楽しいです。
原作はハラハラ展開なので、せめてこっちはギャグで楽しくしていきたいです。

2013/06/23(Sun) 23:08 

◆やっと落ち着きそうです 


最近は4月に私がインフルエンザにかかってから〜父入院〜母が車ぶつけられる〜ネズミ事件〜友人の結婚式〜

などと平和ながらも小さな事件がたくさんある二ヶ月間でした。
ネズミ事件はね……飼い猫が…頭部と胴体を噛みちぎった残骸を放置してくれたんですよね。廊下で。
暗くてね、踏んだんですよね。気づかなくて。
野生の本能は仕方がないとはいえ、こちらはガチで泣きました。
二回目です。



……なんてこともありました。
急にグロくてすみません!


とにかく、明日はバサラのイベントに参戦ですし、おそれ多くも合同誌なんぞに参加しちゃいました。
ドキドキします。

デュラはせいはちゃん達だからホーム感たっぷりですが、バサラはまだ新参者なもので、とにかく緊張します!
でも例によってマイナーCPなので、すぐに馴染みそうな予感(笑)

その原稿を書いていて、ずっとサイトの更新がストップしていました。
申し訳ありません。

今後は私生活もしばらくイベント予定がないので、きちんと週末に小説を書いて更新できるはずです。

今更お花見ネタになりますが、来週には、本当に今度こそはうさやさん書きますので!


もうしばらくお待ちいただけましたら幸いです。
まずはバサラでパーリィーしてきます!

新刊のおかげでデュラも萌えたぎってますから、月毎に交互くらいのペースで両ジャンルを書いていけたらいいなと思います。

2013/06/15(Sat) 11:34 

◆いましばらくお待ちを(T_T) 

うさやさんに拍手くださった方、本当にありがとうございます。
お返事は後日改めて…


ホントごめんなさーい!!
いま違う〆切に終われてまして、
更新があわわわっ(´;ω;`)


お昼休みにポチポチうさやを書いたのですが、予告日まで間に合いませんでした…まだ五分の一くらいです。

ううう…なんとか!土曜日までには書き上げますので、どうかお待ちくださいませ!

2013/06/03(Mon) 10:17 

◆いまは落ち着きましたが 

父が入退院したりして、しばらく立て込んでおりました。

今はみんな元気になったので大丈夫ですが、小説を書く余裕がなかったため、更新再度延期させていただきます。

次こそは書きます!

2013/05/01(Wed) 12:39 

◆携帯&管理人復活 


おはこんばんちは。
四月は体が病んでいた管理人です。

携帯が壊れていたり体が不調なままだったりと、なんだかんだなかったのですが最近やっと落ち着いてきました。

ぼちぼち更新を……と思ったら四月も半ば過ぎてたんですね。
四月中に四月うさやを書きたいので、次回更新はうさやシリーズになります。
今までトム臨ばかりで取り立て屋サンド詐欺をしていたのですが、やっと金髪グラサンなあの人が(ちびっとだけど)出てくるので、少しはサンドらしくなれるかな〜と。


私の地元はいま桜が咲いています。
家の周囲はまだ五分咲きのところが多いのですが、満開の木も出てきました。
そんな折、昨日は雪が積もったんでびっくりしました。
桜に雪が積もるとか、いくら東北とはいえ流石に珍しいですね。

2013/04/22(Mon) 21:27 

◆近況報告とかお知らせ的な 


年度もかわり、春が深まりましたね。
庭の梅が咲き始めて嬉しくなりました。


なんて風流チックに言いましたが、季節の変わり目は体調を崩しやすい魔の時季。

3月から4月にかけ、ひきましたよインフルエンザ。
しかも咳喘息が残るは、胃の調子は悪いままでなかなか全快しません。
ああああ悔しい!


皆さんも体には気をつけてくださいね。


そんでさらに間が悪いことに、携帯電話は壊れかかっていまして。
ショップに行って機種変更の予約はしたのですが、肝心の機種が在庫薄で一週間待ってもまだ届かないとか…orz
どうしてもガラケーが好きなので、時代に逆行を試みたのですが……失敗でしたね。
週末まで待って駄目なら、違う機種を選び直します(T_T)


そういった事情でしばらく更新は停滞すると思います。
予告詐欺、たびたびすみません(>_<)

2013/04/10(Wed) 18:10 

◆今後のサークル予定 


先日のシズイザオンリー楽しかったです!
オンリーならでは、同士様との濃密な交流が楽しくて楽しくて……
お会いした皆さま、無配本をお手にとってくださった皆さま、本当にありがとうございました。


さて、タイトル通り今後の予定についてです。
今後はしばらくオン活動に勤しみたいと思います。
そしてBASARAも取り扱うことにしたので、デュラと交互に更新していけたらなと。
遅筆な私が2ジャンルを書くのは無謀だと自覚していますが、好きだから書きたい!
ますます亀更新になるでしょうが、どうかよろしくお願いいたします。

BASARAは先日の合同無配本に載せた話の長編バージョンと、pixivに載せた元就様にょたい続きものを。
drrrはRPGパロを一旦お休みして(いつもだろ、とはつっこまないでください(涙))、先に『うさや』『折原静雄』『腐男子臨也』を進めます。
後は『24時間キス戦争』を連載していきたいですね。


次回オフは、たぶん10月のいんきん6になると思います。
その前にバサラのオンリーに参加してみたいのですが、一人参加に緊張します。ううむ(悩)

今までは3サイト合同サークルで、せいはさんがいつもサークル参加の手続きをしてくださっていたのですが、4月からはせいはさんが社会人になるため、なかなか東京のイベントに参加できなくなります。
私一人が東日本(しかも東北)なので、今後は三人揃って参加は難しいでしょう。
寂しいな……


ひとまずはこんな予定です。

季節の変わり目、体調の崩れやすい時季です。
私は髪をバッサリ切ったところ、頭が冷えたせいか風邪をひきました。
どうか皆さまわ無事にお過ごしください。


 

2013/03/26(Tue) 22:55 

◆サンプル続き 






「ふっ……うっあ」
 勢いよく喰らいついてきた静雄に、臨也は不覚にも声を洩らしてしまった。
 意外だった。売り言葉に買い言葉、こんなくだらない意地の張り合いで静雄が本気で挑んでくるとは思わなかった。
 しかも初心な彼らしく触れるだけかと高を括っていたが、静雄はきつく閉じた臨也の唇を割ろうと舌を伸ばしてきた。不意の攻撃に臨也は彼らしくなく狼狽える。反射的に腰は引けるが、静雄は攻撃の手を止める様子はない。
 静雄とのキスなど今日一日、嫌でも味わったというのに。ぴちゃぴちゃと濡れる不快な水音も、何度も聞いたというに。何故か今のそれは昼間体験したものとは一線を画すものだ。
 不器用ながら何度も角度を変えて唇をなぞる舌に、唾液で濡れた静雄の唇の感触に、吐き気とは異なる感覚が込み上げて鳥肌が立った。
 それでも意地になって唇は引き結んでいたが、静雄は諦めるどころか今度は指を使って臨也の口を割ろうとしだした。
 しかも強引に口をこじ開けるのかと思いきや、指の腹で臨也の唇をなぞるだけだ。触れるか触れないか、強引な舌とは相反する、躊躇うように弱々しい指先の感触がかえって臨也の神経を逆なでる。
 かつてない感触に思わず眼を閉じてしまうと、感覚は余計に鋭くなる。執拗に責められる唇だけではなく、臨也の頭を抑え込む静雄の大きな手のひらだとか、首筋にあたる自分のものではない髪にまで意識が奪われた。
 全身で静雄という異物を感じ始めたその合間にも、静雄は臨也に迫る。
 だんだんと息は苦しくなり、鼓動は始めの衝撃から警鐘を鳴らしっぱなしで落ち着くそぶりも見せない。自分を裏切る身体に舌打ちしたいくらいだが、今は口を開けるわけにはいかない。
 ――しつこい奴とは思っていたが、これほどとは。
 まるで普段のチェイスが如く、静雄はいっこうに諦める素振りを見せない。それでも静雄が常のように怪力で臨也の口をこじ開けようとしないのが、彼らしくなくて一層不気味だった。複数の意味をもった震えが臨也の全身を襲う。
 ――まるで、俺が自分から口を開くのを待っているみたいだ。
 ぼんやりと、酸欠の頭に浮かんだ考えが脳に行き着いた時に、臨也はハッと我に返った。
 閉じていた瞼を押し上げ、ギンと静雄を睨みつける。
 臨也が静雄に降伏するのを待っている、そんな流暢な攻撃をしていたというのか。静雄が臨也の出方をうかがうような、そんな余裕を示していたというのか。
 ――舐めやがって。
 静雄ごときが自分に手加減をするなど許せない。彼は彼らしく、暴力をもって強引に臨也の口を蹂躙すればいいのだ。
 だというのに静雄は、臨也の反応をみていた。静雄に余裕を与えるほど、臨也はされるがままだった。その事実にカッと血が昇る。
 己を見下ろす静雄の眼を見て、静雄の瞳に映る己のふがいない姿を睨みつけて、臨也は強張った身体に喝を入れる。一度は引きかけた顔を逆に詰め寄らせた。勢いあまって互いの額がぶつかったが、静雄も臨也も怯みはしない。
 ――負けてたまるか。
 言葉にすればその一言。ただの衝動が臨也を突き動かした。

2013/03/23(Sat) 01:18 

◆無配のサンプル 

イベント、コビー本さえ間に合いませんでした。
せめて今から無配だけでも印刷します。
例のキス話のお試し版、を無配にする予定です。
私の自重しないアホ炸裂の設定と、ねちっこいキス
をちょっとでも読んでみるかと思われた勇者様は、是非お試しくださいませ。

以下、サンプルです。


 なんか生ぬるい。それが目覚めた折原臨也が第一に思った感想だった。
 次いで臨也が感じたのはひんやりとした冷たい空気だ。常ならば柔らかなベッドで目覚める筈の身体は変に強張っている。どうやらベットで寝たわけではないようだ。
 諸々の事情により臨也は異常事態には慣れている。むしろ趣味である人間観察のためなら、進んで危険地帯に足を踏み入れもする。朝起きて周囲をヤクザが囲んでいたとしても、臨也は笑って挨拶を交わすだろう。慌てた様子を見せるなど、情報屋としての矜持が許しはしない。
 という訳で臨也は目覚めが常と違ったとしても驚きはしない。寝ぼけた思考でも、臨也は冷静に自分の状況を察した。
 意識してみれば感じる冷たいアスファルトの感触に、自分が外で一夜を明かしただろうことを悟り、さらに身体の自由が利かないことから拘束されていると判断した。
 過去幾度か同じ経験をしているため臨也に焦りはなかったが、外気の冷たさと裏腹に感じる生ぬるさが不思議だった。
 そして重い瞼を押し上げてみて違和感はさらに増した。
 夜はすでに明けていた。視界の端から差し込む光と爽やかな空気は間違いなく朝のものだ。臨也は普段と違う状況下でも規則正しく目覚められたことを、自分で自分を褒めたいと思った。
 だが、朝のわりに薄暗い視界が解せない。正確には、爽やかな光を遮る、臨也の視界のほとんどを埋め尽く物体が、だ。
 瞬きを繰り返し、さてこれはなんだと訝しんだところで、ふいに吸い込んでしまった香りに顔をしかめる。
 嗅ぎ覚えのある香りは煙草の――しかも嫌悪する化け物の愛用する銘柄のものと同じだった。
――なんか、肌色?
 もしかして、眼前にある肌色の物体は生きた人なのではないか。少しずつ鮮明になっていく視界と裏腹に、臨也の胸中はどんどん暗く沈んでいく。あまりに嫌な予感しかしない。
 恐る恐る視線を上に向ければ、眼前に見えるは人の鼻らしきもの。遠近法を抜きにしても高いそれの奥には、長い睫に縁取られた瞼がある。視界の端に見えていた光は、金色の髪が光を反射していたものだと知った。
――シズちゃん!
 もしかしなくても、目の前にいるのは己の天敵、平和島静雄だった。しかも鼻と鼻が触れ合いそうな程近くに顔がある。
 そう自覚した瞬間、咄嗟に叫び声を上げそうになった。寝ぼけていた神経が一気に覚醒する。
 だが幸か不幸か臨也の口から叫び声が出ることはなかった。猿ぐつわでも噛まされているのか、口が塞がれている。拘束された身体といい静雄といい状況は最悪だったが、これに限っては不幸中の幸いだと言えよう。
 静雄は眠っていた。あまりに至近距離にいるため静雄の全身は見えなかったが、見上げた瞼は閉じられていて、起きていないのは確かなようだ。
 目覚めたら、天敵が一緒になって寝ていた。
 一体どんな状況だ。

2013/03/23(Sat) 01:17 

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