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□腐男子臨也さん
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腐男子臨也シリーズ



注)臨也さんが腐男子です。というかオトメンです。どうしてこうなった、な経緯は次回以降予定です(シリーズ化したいです)。今回はいきなり腐男子です。

注)100%会話文です。

元ネタはツイッターでのせいは様との会話です。
せいは様ありがとうございます!お礼になりませんが捧げます。






「ねぇ狩沢ー。今度一緒に服買いに行ってよ」

「いいよー。なあにイザイザ、デート?」

「違うし」

「えー!イザイザはいつになったらシズちゃんとデートするの?」

「いい加減にしろって。何回言ったら解るの?俺はゲイじゃない、俺はBLが好きなだけの腐男子!」

「どうせ腐るならホモになろうよケチ!」

「ケチで結構。大胆三次元の男になんか構ってられません。シズちゃんなんて化物は論外。だって俺、今は二次元と大好きな同士様達で頭がいっぱいなんだから」

「くう!悔しいけどなんか嬉しいデレ来たー!」

「フッフッフ。悔しかったら協力してね。次のイベントはちゃんとオシャレして行きたいんだもん!」

「えー?イザイザ充分オシャレだよ。この前の犬耳フードも可愛かったし!」

「あんなんじゃ駄目!犬耳付いただけで普段と変わりなかったじゃん。俺は男だからただでさえ浮くっていうのに、見劣りして恥ずかしかった」

「そんな!イザイザで駄目なら私なんて死ぬしかないじゃん!」

「何言ってんの。狩沢はバッチリコスしててカッコよかったよ!また惚れたもん」

「なんだよ惚れたとか言うなし!照れるじゃん。ていうかイザイザ普通に美人だから見劣りしてないって。寧ろコスしてないのにレイヤー並に注目されてたよん」

「え!?俺どんだけ悪目立ちしてたの最悪!死にたい恥ずかしい」

「私はイザイザの謎のネガティブフィルターに死にたいわ。なにそれスカウターなの?第三の眼発動?人類滅亡の隕石衝突キルゾーン!?」

「ゴメン、普通に解らない」

「うん絶望しすぎて滑った。でもさぁイザイザ外見気にしすぎ。イザイザ充分すぎる可愛いさなんだし、別に見劣りなんか……」

「気になるよ!だっておかしくない?腐女子って普通にレベル高いし。皆薄い本とイベントに金貢いでるくせしてオシャレなんだよ?服代いくらだってカンジだし。大胆オタクって基本インドアなのに、やたら細かったり引き締まった身体してたりで……腐女子の擬態能力パネェ!どうして小物にまで気を遣ってコーディネートしてくるかなーもう!」

「だからー……まぁでも解るなぁ。こだわる人はキャラのイメージカラーに合わせて来るし。腐女子ってファッションも人それぞれで真似は出来ないから、イベント初めての頃は目移りするよね」

「そうだよ!前回は初参加ってだけで緊張してたのに、さらに皆の気合い入った服装見て凹んだんだ。俺なんて普段着だったからね」

「いやだから犬耳……」

「元はと言えば狩沢が紹介してくれる人達がレイヤーさんとか、よりレベル高い人達ばかりなのがいけないんだよ。俺が腐男子で浮くのは仕方ないけど、せめて服装くらい気をつけたいよ」

「聞いてないし……もう!分かった分かった。お姐さんが全力でコーディネートしてあげるから」

「やった。ありがとねー!」

「ああもういじらしい奴め。どんだけイベント楽しみなのよ、このこの〜」

「あったり前さ!だって俺は腐女子が大好きだもの。みんな優しいし喋ると楽しいし、人間の中でも興味深い生態してるよね。 なにより全員さ、キャラやカプに恋してるから瞳が輝いてて、きっと恋愛フェロモン的なの分泌されてる。だってイキイキして魅力的なんだよ?社交的な人も人見知りする性質の人も、自分なりに自分を出しきってる感の、あのイベント特有の高揚感……!どれだけ観察しても飽きないね。これは愛だよ」

「…………」

「んーん、人間全部を愛してる俺をこれだけ夢中にさせ、あまつオシャレにまで気を遣わせちゃうんだ、これは寧ろ恋!きっと恋。これが恋かドキドキしちゃうなぁ」


「…………」

「俺は腐女子が好きだ!恋してる!」

「…………」

「……てぇ?どうしたの狩沢?ずっと黙ってるんだけど」

「……ふん」

「え?え?なんで急にそっぽ向くの!」

「ああそう……イザイザは私個人じゃなくて腐女子という種が好きなんだね」

「え?」

「私はイザイザが好きなのに」

「えっえ!?」

「別にいいよーイザイザは腐女子だったら誰でいいんだもんねー。私はイザイザだから好きなのに」

「かっ狩沢ー!!」


ガシッ


「違う、違うんだ!俺は腐女子全体が好きなんじゃなくて特定の腐女子が好きなの!ううん、腐女子でなくても好きなんだって。狩沢とか狩沢とか狩沢とか!」

「……私のこと好き?」

「好き好き好き好き大好き!狩沢だから好きなの!だからお願い捨てないでー!」

「ふっふっふ。私愛されてるー」

「当たり前だよ!」

「そっかそっかそんなに好きなのか。だったら許したげる」

「ありがと!もう俺、狩沢姉から嫌われたら生きてけない。絶対次のイベントも一緒行ってね」

「もっちろんさ」

ぎゅー





「……泣いていいか」

「「あ、ドタチンいたの?」」



END






すみません、ただのオトメンな腐男子臨也さん好きです。
腐男子な臨也さんが狩沢姉さんと仲良しでワゴンに入り浸ってて、ドタ父さんが二人の腐っぷりに泣いたら幸せです。

腐女子らぶ〜から捨てないでー!までの流れは、ツイッターでお世話になっておりますせいは様との会話から(笑)
せいは様の「ちょこらは腐女子という種が〜せいははちょこらが好きなの」という返しに、心臓がどっきゅんばっきゅんでしたとも!

残念ながら管理人では可愛い臨也さんは再現しきれてません!
可愛い臨也さんは是非、せいは様のサイトにて!可愛い狩臨が拝読できますよ!





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