物語
□第八章
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夏休みとはどうしてこうも早く終わってしまうのだろう
夏休み編は一章分しかなかったのに、って話がちがう
私はクリーニングに出した制服を久しぶりにきた
あー、こんなんだったな…
『華乃!!
さっさと学校行けッ、遅刻すんだろが!!!』
鏡の前で立っているとクラウドの怒鳴り声が飛んでくる
「うん、じゃあ行ってくるね」
夏休みで伸びた髪を鬱陶しく感じながら私は鞄をもち玄関へいった
家を出るとまだ夏を感じさせるじんわりした暑さ
今日から二学期
私にとって一学期も二学期も全て同じようなもの
でも、この夏で一つだけ私は変わったことがある
シャーマンファイトにでる
小さい事と思う者はいるはずだ、
どうせならシャーマンキングを目指せだと言われるだろう
でも私にとって
これほどまで大きな事をと思う
周りからは小さい一歩
でも私から言えば大きな一歩…
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