物語
□第四章
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あれから土日をはさんで月曜日
今日は朝から学校で剣道の試験
いつもより少し早めに登校し、先生にこの前のサボリを言い訳して教室へ行った
先生には熱がでたと言った
私は一人暮らしだから先生も納得してくれる
チャイムが鳴って担任が1日の予定を言っていると勢いよく小山田君と麻倉君が入ってきた
「コラァ!遅刻だぞ馬鹿共!!」
「す、すみませんッ!!」
“くそ〜葉君のせいで〜!”
なるほど、麻倉君が寝坊したのか
「華乃おはよー」
麻倉君はこの状況で私に挨拶してくる
「おはよう」
周りがざわつく
「柳が男子に挨拶を返したぞ」
「あいついつも女子しか相手にしねぇのに…付き合ってんのか…?」
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