物語

□第二章
1ページ/7ページ




私はいつものように教室へ入ろうとドアに手を伸ばしたとき

教室の中にいる人達の心が少しうるさい事に気づいた

どうしたのだろう

私はドアを開け中に入る

「だから本当に見たんだってば!!
あの墓地で!幽霊が!
星見ながらワイワイやってたんだよ!!」


教室でそう言ったのは色んな意味で有名なクラスメイトだ

小山田 まん太

その姿は一言でチビ
二言で金持ちチビ

父親が確か……どこかの社長だったような……

“幽霊なんてアホらしい…”

みんなの“声”は小山田まん太を馬鹿にしていた



次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ