物語
□第五章
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「フン
ギャアギャアわめくな害虫ども」
ほんとだよね、あんな群れた害虫
うるさいったらありゃしない
「てめえ！！なめてんじゃねえぞ！！」
チンピラどもは蓮と名乗る少年に攻撃をしかける
ほんと…馬鹿だよ
「おおっ、拳法」
人間がシャーマンに適うはずないのに
ウィンディは心配そうに外をみている
「アイツ本当にシャーマンなのか？
なんもしなくても強えじゃん」
「…葉、シャーマンっていうのは霊の力だけの強さじゃないよ
そのシャーマン自身の肉体、精神の強さも必要なの」
私は葉にそう言いまた外をみた
ちょうど今、車に跳ねられそうな所
「出でよ！！馬孫！！
憑依合体、馬孫 中華斬舞！！」
彼もまだ憑依合体か…
私は真っ二つになる光景を見ながら思った
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