物語
□第五章
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リビングにおりた私はトーストを焼きながら
「ウィンディ、今日は一緒に学校行くよ」
と言う
ウィンディは物凄く嬉しそうに笑った
クラウドは少し不機嫌そうにウィンディの隣にいる
あぁ、扇持って行かないとね…
家を出るとき私は必要な物を思い出し
玄関に飾るように置いた扇を持つ
…面倒な事にならないといいけど……
「…じゃ、行ってくるねクラウド」
『行ってきます!』
見送りのクラウドは目をそらしながら行ってらっしゃい、と言う
……そんなに行きたかったの………?
私はウィンディと学校に向かいながらクラウドに心の中で聞いた
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