物語
□第三章
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どうやら向こうも決着がついたみたいだ
馬鹿の群れの一人がコッチをみて倒れている仲間を凝視する
「アトムッ!!しっかりしろぉ!!!」
黒こげの男の腕を自分の肩に回してやると私に目をやる
私は笑い、お大事にと言う
“クソアマ…”
二人を見送った後
ポカーンとしている小山田君に近寄った
「シャーマン…麻倉…葉…」
「あの世とこの世を結ぶ者、小山田君には麻倉君のような人と友達になった方がいいよ」
麻倉君は今墓地中の霊に囲まれている
「…そうだね……って、何ソレ!!」
小山田君は私の横にいるウィンディに指をさす
クラウドは先に帰ると言い家に帰った
「おぉ!それが華乃の持霊か!?」
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