物語

□第三章
6ページ/9ページ




麻倉君を見ると彼の後ろには阿弥陀丸らしき霊

どの位強さか見物だな


「行くぞ!憑依合体!!」

阿弥陀丸は人魂となり麻倉君と憑依合体をする

「ああっ―!!ヒトダマが体の中に!入って行く!?」

一々五月蝿い、って人間だから仕方ないか…

私は空を見上げる
雲がさっきより増えている

「おい、女」

私は目だけ向けた
いたのはあの群れている集団の馬鹿な奴らの一味

「お前あの野郎共の仲間か…?」

「違う、暇だから着いてきただけだよ」

私はにっこりといつもの笑みで言うと男に手を掴まれた

「おとりにでもなって貰おうか」

下品な笑顔、汚いなぁ

「……クラウド」

「…ぁん?何か言った――」

男の体に細いが確かに雷が落ちた
黒い煙を上げながら男はバタリと倒れる


次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ