物語
□第三章
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「そういえば、二人ともいつの間に仲良くなったの」
昨日まで敵対(小山田君のみ)していたのに
「え、えーと。昨日…?」
あいまいだな…
「ふーん、良かったね小山田君。」
前の奴らより麻倉君の方が小山田君を大切に、友達として思っている
「え?」
私は前を向き歩く
小山田君は意味が分からないのか私を見上げながら麻倉君に引かれている
「麻倉君、持霊は見つかったの?」
「いんや、まだなんよ
でもこれからある奴と戦うんだ」
力試し…か
「ちょ、ちょちょ!!
持霊ってッ…まさか柳さんも…!?」
「華乃もオイラと同じシャーマンだよ」
小山田君に言ってたんだ
私は小山田君に肯定の笑いを見せる
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