物語
□第六章
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「じいちゃんぶたないで―――っ!!」
葉が起きるのを待っていると大声で起きた葉
じいちゃんぶたないでって、どんな夢みてんのよ
『葉殿が目覚めた――!!』
「あっそうか
あいつが言ってた[シャーマンの王]ってシャーマンキングのことだったのか」
……葉って分からない
何で目覚めてすぐそれ……?
というか、シャーマンキング……?
クラウドがそんな事を言ってたんだけど………あ―、無理思い出せない
「うるっさいわね」
私達以外の別の者の声がした
凛とした声、女の子の声
病室の入り口をみると可愛い女の子がいた
小山田君はその女の子に注意をしにいったが
「あっ危ないまん太!!」
ぶプゥ―!!!
あ、殴られた。
「気安く話しかけてんじゃないわよ、おチビさん」
女の子は私をチラリとみると少し睨んできた
え……何、というかどなた?
「あたしはシャーマン
イタコのアンナ、麻倉 葉の許嫁よ」
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