翠碧の華
□出逢い
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これはまだ日番谷が真央霊術院にいた頃からのお話....
【出逢い】
よく晴れた日の朝
もう夏だと告げるように蝉が鳴く。
太陽の光を浴び、
緑の葉がきれいな木の下。
銀髪の子ど....失礼、
少年が1人寝転がっていました。
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そこに一人の少年がやってきて声をかけた。
「オーイ!日番谷!!今日は護廷の五番隊と十番隊の隊長が来るらしいぞ。」
「うるせぇーな、人が寝てたのに。そんな大したことじゃないだろ。」
特に興味を示さない少年、日番谷。
「何言ってんだよ、日番谷!?今日見てもらうことは将来に大きーく関わるんだぞ!!お前は天才だからいいかもしれないけど...。」
「はぁ〜なんでんなもん隊長に見せなきゃなんねーんだよ...っとにめんどくせぇ。」
ヤル気満々で浮かれている少年に
やる気がなく、面倒くさそうな日番谷
「本当に興味ないんだな...
十番隊隊長は強くてすっげぇ美人で有名なんだぞ。」
「ふーん、それで?」
「もーつれねぇ奴だな。
ま、日番谷もはやくこいよ!!」
そう言って少年は日番谷をおいて駆けて行った。
(忙しい奴だな...
美人だろうが強かろうが関係ないだろう。さて俺もそろそろ行くか)
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そして日番谷というガ...じゃなくて少年はみんなのほうへ、
それはそれは怠そうに歩いていきました。
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