胡蝶と桔梗は舞い踊る

□好きすぎて。
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「な、ぜだ…っ?」

彼の口から血が零れた。

あぁ綺麗。

「だって貴方はこうでもしないとよそに行っちゃうでしょ??」

だから私のものにすることにしたの。
ごめんね。

ごめんねユウ。

「ごめんね、ごめんね。ごめんねユウ。」

好きだよ。
…愛してるよ。

「ごめんね。」

私がそっとユウの瞼にくちづけた時にはもうこときれていた。

好きすぎて。
(好き。好き好き好き好き好き好き。)
(殺したいくらいに。)

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やっちゃったww
ごめんねユウちゃん←
By・澤口 乃斗

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