唯ちゃんと!
□木漏れ日の昼下がり
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「はじめまして、小傍唯です。今日はよろしくお願いします」
『へ!?あ、はい…こちらこそ…』
もうすぐ本番が始まるから移動したら唯ちゃんが居た
まぁ、一緒に撮るから居るのは当然なんだけど
「唯ちゃーん、もっと上目遣い頂戴。詩乃ちゃんは唯ちゃんに近づいてー」
「『はい』」
スッと近づくとさっぱりした匂いがする
女の子にしては背は高めだ
『ふぅ…あ、…小傍さん。今日は、その…ありがとうございました』
「こ、こちらこそありがとうございました」
慌ててぺこりと頭を下げる小傍さんは凄く可愛くて羨ましい
「あの…お…私のことは唯でいいですから」
『!……じゃあ唯ちゃん。私は詩乃でいいです』
唯ちゃんがにこりと笑えば、つられて私も笑ってしまう
もし、次会うことがあったらまたお話したいな…
……今回の雑誌の表紙が反響が凄く良くて
2人で仕事を受けるようになったのを私はまだしらない