スノウメルト

□04
1ページ/1ページ




学園に入学してから3日が立ちました


今日は美風さんとレコーディングルームに来ています


本当は、もっと早く来たかったんだけど予約が取れなかった



あぁ、どんな風に歌うんだろうな…
綺麗な声だし…楽しみだなぁ…!



「何、ニヤニヤしてんの」

『へ!?あ、ごめんなさい!!』

「…謝罪じゃなくて、理由を聞いてるんだけど?」

『あ!っと…その…どんな風に歌うのかなぁ…って…』



口に出したら恥ずかしくなってきた…
穴があったら入りたい…

フッと美風さんを見れば微かに笑っていて
思わず見惚れるんじゃないかって思った



『は、はは始めましょう!』

「いつでもいいよ」



スイッチを押して、4人の課題曲をかける

そして聞こえる彼の歌声


綺麗…そんな言葉で形容していいかも分からない

ただひたすら彼の歌声に惹かれていった




 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ