文ログ
□昆布メモ
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(マジェントの考察)
ジャイジョニと戦うまでは、ウェカピポさんもマジェントも二人とも失うものはない状態だった。
マジェントが惚れやすいというか人懐っこいというかその理由は、ありがちなんですけどこう、愛情に飢えてるから的な部分があると思ってます。
二人旅が始まったばかりのころ、マジェントが軽く家族の話を振ったりして、それに対しウェカピポさんは空気読めねえマジェントだなとか思いつつも、家族は居ない、て返す。それを聞いて、マジェントは悪いこと聞いちまった、と思うと同時に、この人俺と同じなんだー、と、そこに共感みたいなものをおぼえて、好きになってたらいい。
なのに、ジャイロが妹さんのこと明かすから、ウェカピポさんに失っちゃいけないものができちゃった。そういう意味での裏切りみたいなのに腹を立ててたらいい。
最後、マジェントは失うもののない人間が一番恐ろしいことを教えてやるとか言っていたけれど、失っちゃ困るもののあるウェカピポが勝った。
そのことについてなんかまたいろいろ妄想が広がる。
もしもジャイジョニを倒して、ウェカマジェが勝っていたら、二人でアメリカ合衆国で静かに暮らせたんでしょうか。
12/02/11 (Sat) 20:27