†Poem†
□真紅に染まる腕
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その腕から溢れ出るものは何?
溢れだす事を止めようとしない真っ赤な液体
静かに舐め取ると
口いっぱいに広がる何とも言えぬ味
これは血か...
でも何故?
何故こんなにも私の腕から血が溢れているの?
何故..........
あぁぁ
自ら傷つけたのか...
傷つけた時の記憶はない...
いつどこで傷つけたのかわからない...
無意識のうちにやってしまう
何のために?
わからないわからない
何のために傷つけるかなんてわからない
今日も明日も私は己の欲のまま自らの腕を傷つける...
理由もわからぬまま
ずっと...ずっと...
己の身が朽ち果てるまで
ずっと...ずっと...