僕はどうやら恋したようだ!
□入学式って何それ^q^
2ページ/3ページ
家を飛び出て来たのは7:45
入学式は8:15
ふふっ、大丈夫余裕で間に合うさ……!
とか言いながら焦る僕。
近道すればもっと早く付くか……?
なんて考えながら走る。
そして、近道として曲がり角をまがる……が。
ドンッと誰かにぶつかり、シリモチをつく。
うわぁああああ漫画じゃねーんだよくそおおおおおお!!
とりあえず、謝るべく立ち上がろうとすると、相手が手を差し出してきた。
「った……おい、大丈夫か?」
キャァアアアア!!
漫画じゃあねぇんだよォオオォォ!!
「あ……はい、大丈夫で……」
あらやだ、メノマエニイケメンガ……
「あぁ、夢か」
「頭でも打ったのか?」
適切な突っ込み(?)有難う御座いまっす。
自分は相手の手をとらず急いで立ち上がり頭を下げる。
本当に申し訳ありません……!
「凄くイケメンだなぁうわあ……って漫画じゃねーよ何この展開」
「本音と健前逆になってるぞ」
キャッ、恥ずかしい!
すると彼は遅刻するから行くわ、と足早に行ってしまう。
ん、そういやあの制服うちと同じ……
これって運命ですか……!