drrr!!
□名前と俺と君。
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ある朝。少年のとある一言によってその幼なじみが驚き、池袋最強と言われる喧嘩人形とぶつかるまで後…。
「よっ、みーかど!」
「わわっ紀田君!?」
ある日の朝の事。俺が目の前にいる幼なじみ竜ヶ峰帝人の背中をトッと押すと、帝人は前につんのめりそうになりながらも俺に対して返事をする。そんな周りから見ると些細な姿さえ今の俺には愛らしく見えた。
何故か分かるか?それは単純に…、
俺が帝人を愛しているから。
男同士だとかそんな事は今はもう気にとめてない。ただ今の俺の頭の中は帝人とラブラブになる事でいっぱいだ。
「? どうしたの紀田君?ボーッとし「おいおい帝人〜何回言ったら分かるんだ?」
「えっな、何が?」
「何がってその紀田君っていう呼び方だよ。正臣って呼べって、ま・さ・お・み。」
俺が呆れ顔で帝人に近付きわざとらしく一文字ずつ言うと帝人は、綺麗に整えられた眉毛と眉毛の間の眉間にシワをつけた。
「も、もう分かってるよ!気持ち悪い!」
そう言いながら帝人は近付いた俺の顔を引き離した。つか気持ち悪いってヒドっ。
「はいはい、取り敢えず帝人君の毒舌は置いといて〜、言ってみよう!1、2、3。」
「えぇ!?っと…。ま、まさ…おみ。」
いつも紀田君で呼び慣れてるせいか、帝人的に正臣と呼ぶのは気恥ずかしいみたいだ。態度を見れば分かる。
「ったく早く慣れろよ?次、紀田君って呼んだらお仕置きだから。」
「お、お仕置き?…ってか何でそんなに正臣って呼んで欲しいの?今まで普通に紀田君って呼ばせてくれてたのに。」
どきり。少し俺の胸の鼓動が跳ね上がった。
だってそんな風に言われたら…。
「ちょっと、き…正臣?聞いてる?」
「あぁ聞いてる。」
「なら何か答えなよ。」
「……名前って不思議だよな。」
なんて気付いた頃にはもう遅かった。そして俺の中で、何かが弾けた気がした。
「はぁ?」
「…だって、」
好きな子には名前で呼んで欲しいじゃん?
††††††††
正帝って萌えますね←
まぁ私が書くと“萌え”の“も”の字も無いですが(ノ_・。)
取り敢えず懺悔はこれくらいにして皆様、こんな駄文を閲覧して下さってありがとうございました!
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