短編や企画作品

□スクアーロ夢
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―イタリア―




カランカランッ。ドアの鐘がが鳴る。



「いらっしゃい。」



入ってきたのはスクアーロ。



「スクアーロじゃん!どうしたの?勝負でもしに来た?」



「う゛ぉ゛ぉい。くだらねぇーこと言ってねぇーでいつもの作れ゛ぇ。」



カウンターに座り、言う。



「はいはい。」



ニコッと笑って作りだす。



((本っっ当気分屋っていうか・・・・・・・。))



心の中でそんなことを思う。



それでも優しくスクアーロに接する。



「相変わらず錆びれたバーだな。」



「錆びれたって失礼ね!一応レストランなんですケド?」



「夜にしかやってないのにかぁ?」



「う゛・・・・・・・・・・。」



古臭い・・・・・だけども風情の在る店。



そんな自称レストランに来るお客も少なくはない。



「今日は客がいねーな゛ぁ。どーしたんだぁ?」



「本当は今日・・・・・・・休みだからね。」



「!!!・・・・・う゛ぉ゛ぉい。それは本当かぁ?」



「あはは・・・・・・うん。そーだよ?」



わりィという顔をするスクアーロ。



「大丈夫だよ。別に。」



咲は笑顔でかえし、特製のパスタとカクテルを出した。
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