Ti amo

□Ti amo
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「2人に私の過去を話すね。」

















優はゆっくり深呼吸すると恭弥とディーノに話し始めた。















「私ね、4歳までは両親と一緒に暮らしてたの。親は両方ともマフィアだった。
5歳の誕生日の5日後、ディーノ兄のお父さん・・・・・・・キャッバローネ9代目に引き取られたの。
そこから5年間は、ディーノ兄と同じだったの。」



















「確かにその記憶は違ってねぇ。」




















「私が5歳の時。ロマーリオおじさんは私が暇そうにみえたのか私に短剣を教えてくれたの。
自分の身は自分で守れるようにって。
その後、ディーノ兄の通っていた学校に私も行ってスクアーロに出会った。
そのときは6歳だった。スクアーロはロマーリオおじさんの知らないような剣技を教えてくれた。」




















「いつの間にスクアーロと会ってたのかよ!」


















「ふーん。だから優はそんなに強いんだ。」


















「強いってわけじゃないけど;;7歳になる誕生日の1週間前に蝶のペンダントが届いたの。
私のお父さんとお母さんから。ロマーリオおじさんに聞いたら、その日に死んだと聞いた。
その時の私にとってはとてもつらいことだったの。
でもディーノ兄は、私が元気になるまで一緒にいてくれたし、いろんなところへも連れて行ってくれた。
その時私は決心したの。
マフィアになって、ディーノ兄と一緒に仕事するって。
その日から蝶のペンダントを親の形見だと思ってつけたの。
そしてあるおじさんに、『君は蝶のように華麗に舞いながら仕事をしていくね』って。
その時から私が蝶姫になったの。そのおじさんがボンゴレ9代目だった。
5歳〜10歳まではディーノ兄と一緒だったの。
ディーノ兄の行く仕事には必ずついて言ったの。」
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