捧げ夢&頂き物
□雨と雪の恋
1ページ/2ページ
アルコバレーノの呪いが解けて早10年。
私は、元の体に戻ることが出来た。
私の彼も。
「オイ名前。出来たゾ。コラッ!」
名前の手に乗ったのは、呪いが解けて光らなくなった白色のおしゃぶり。
「わー。コロネロに頼んでよかったぁ〜!ありがとー!」
コロネロから手渡されたものは、おしゃぶりにチェーンが通されたもの。
「名前。こんなことしてどうするんだ。コラ。」
「フフフ。こうすれば、コロネロとおそろいでしょ?」
おしゃぶりのついたチェーンを首にかける
名前。
「名前。これやるゾ。コラ!///」
コロネロから渡されたのは小さな箱。
「コロネロ。これは何?」
「いいから開けてみろ!」
コロネロから渡された小さな箱についているリボンを丁寧に取っていく。
中を空けてみると、真ん中に小さなダイヤがあしらわれている指輪。
「ちょ、こ、これって!?」
「名前。俺と結婚してくれ!コラ!」
コロネロからの突然のプロポーズに驚きを隠せないで居る名前。
「コ、コロネロ!ありがと///」
―チュ
触れるだけのキスを交わす2人。
「っ//////!コロネロのばかぁ!!」
「そんなこと言ってると、襲うぞ。コラ。」
「はぁ!?何いってんん!?」
そのまま、流れでコロネロにおいしく頂かれた名前でした。
→NEXTあとがき