捧げ夢&頂き物
□幻術では作りきれないもの
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幻術では作りきれないもの
「フーランッ!」
行きよいよくフランの部屋のドアを開ける名前。
ここは、ヴァリアー城にあるフランの部屋だ。
「しししっ。ここにはアホカエルはいねーよ!」
「え゛。」
「きょーはもう任務にいったー。」
「そう。ありがと。でも、今日はベルには用がないから。」
パタン。
フランの部屋のドアを閉める。
「フランいないんじゃつまんないなー」
自室に戻る名前。
「名前ー。どこにいってたんですかー。ミーはヒマだったんですからねー。」
名前の部屋にあるソファーに座る大きなカエルをかぶったフランの姿。
「ちょっ。フラン!!任務じゃないの!!」
「ミーだけじゃ倒せないですもーん。だから、名前にも手伝ってもらおうと思ってきちゃいましたー。」
「今日の任務そんなにキツイの?」
「ミー1人じゃできませーん。」
「分かった。ザンザスにはナイショだよ。」
「それはミーのセリフですー。」
そんなことをいいつつも支度ができている名前。
「名前、行きますよー。」
「りょーかい♪」
フランの幻術により、部屋から消えたフランと名前。