短編や企画作品

□ピアノの音色
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〜♪


音楽室から聞こえるピアノの音色。


今日は先客がいるのかな・・・。


音楽室に行くのをやめ帰ろうかという考えもあったが
咲はこのピアノを弾いている主が気になり音楽室に足をすすめる


〜♪
〜♪♪


音楽室に近づくにつれどんどん歩く速度が速くなる咲。


この綺麗なピアノの音色の主が気になる


音楽室の前


止まることのないピアノ


音色に誘われ音楽室のドアを開いた咲。


開くと同時に止まったピアノ。


弾いていた主を見ると私の学年では見たことがない人だからおそらく先輩。


「あ、えっと、失礼しました。」


一目みれたから帰ろう、
そう思い音楽室を出ようとした。


「まってくれ。」


立ち止まっていると近づく足音。


「君もピアノ、弾くのか?」


「はい。」


振り向くとそばまで来ている先輩。


「俺は2年の神童拓人。君は?」


「1年の平沢咲です。」


ピアノの音色


そのときふわりと笑った先輩に恋をしました。





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