June
□雫
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「・・・水もしたたるいい男って、俺のことかな?」
自惚れるにもほどがある
雫
「本気でそう思っているわけ?」
「全くお前もバカだな」
ただ今、私と越野で仙道咎め中。
「仙道は水したたってないじゃん」
「そうそう。ってか、第一お前の場合水じゃなくて汗だっつ−の!」
越野は自分で言ってつぼっている。
「じゃぁさ、ぬれた俺はかっこいいってこと?」
「「えっ」」
『う・・・・うん、そうなのかもね・・・』
想像した2人が「NO」と言えなかったことは言うまでもない。